Hangame 公式ブログ

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当社は虎ノ門にありますが、みなさんは虎ノ門と言われたら何を思い浮かべますか?
東京近郊に住んでいる方でも、なかなかこれというものを言える方は少ないのではないでしょうか?

虎ノ門を世に広め、楽しい街にするために立ち上がった男がいます。その名は、「カモ虎課長」! 
尿酸値がK点を突破し痛風まっしぐら。腰痛持ちにもかかわらず、特技はダンス。ムーンウォーク世界大会準優勝(面白部門)の実績ももっています。

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▲ネクタイ、腕時計、革靴なのに服を着ていないのは、裸一貫で戦うサラリーマンを体現している。

昨年は、「ゆるキャラグランプリ」にも参戦。2014年5月の活動開始からわずか半年で1,699人中780位という好成績を収めました。「半年で半分なら、1年活動したら1位だ!」と今年は優勝を虎だけに虎視眈々と狙っているとか。

また、現在ラジオNIKKEI第1にて放送している虎ノ門の情報を発信する番組「COME ON!! TORANOMON RADIO SHOW」にも出演。「虎ノ門を楽しい街にしたい」「たくさんの人に遊びに来てもらいたい」という思いから番組では、虎ノ門にある名店とカモ虎課長がコラボ。「稲香屋」のおむすび、「きや」の虎トモ絵柄せんべい、「グッドモーニングカフェ&グリル」のカモトライス(販売終了)など、数々の名品が誕生しています。虎ノ門を観光地のように巡って楽しめるよう、これからも積極的にコラボしていきたいそうです。

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そんな「カモ虎課長」が、先日当社に遊びに来てくれました。
その模様は、明日3月27日(金)に公開します。ご期待ください!

●カモ虎課長公式Twitter
https://twitter.com/ComeonTORANOMON

1月に渋谷から虎ノ門に移転し、ようやく虎ノ門の暮らし?にも慣れてきました。
そこで今回は、虎ノ門ヒルズの21~23階にある当社オフィスをご紹介します。

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 コンセプトは、「Park Museum」。
当社の企業理念であり社名の一部にもなっている「PlayArt」は、「楽しさを創造する」を意味しています。
そこで私たちは、楽しさ(Play)を発見して実践できる自由な場所を「Park」、豊かな発想と技術で創造する(Art)ための知的好奇心を喚起させる場所を「Museum」と考えました。

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それではご案内しますね。
まず、22階受付です。公園のようにゆったりしたスペースが広がっています。
コンセプトの「Park Museum」をイラストで表したパネル、籐や木のイスとテーブル、旬のサービスが表示されるモニター、そして、受付スタッフが笑顔でお客様をお迎えしています。緑(観葉植物)も多くリラックスできます。

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続いて、受付横にあるお客様用の会議室です。
たくさんの光が差し込む大きな窓からは、東京タワーやレインボーブリッジ、お台場を一望でき、会話のきっかけやアイデアに詰ったときのリフレッシュにも最適です。明るく開放的な空間は、斬新なアイデアが生まれるとお客様からも大変好評をいただいています。アイデアを刺激するよう会議室のテーブルやイス、さらに、時計や傘立てなどの小物も部屋ごとに異なるデザインのものを採用しています。

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最大60名収容できるセミナールームは、社内外問わず会議や勉強会などで使用しています。
全体を見渡せるいちばん後ろには通訳ブースもあり、韓国語、英語などの同時通訳が行われます。
発表者の気分で前から、そして後ろの通訳ブースから全体を撮ってみました。
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そして、社内カフェです。
ランチタイムなどの休憩はもちろん、ちょっとしたMTGやブレストなどにも利用されています。
ランチタイムには安価(500円前後)でおいしいお弁当も販売されます。会議室と同様に正面には東京タワーが、天気の良い日は美しい夕日も望め、疲れた頭をリフレッシュさせてくれます。カフェスタッフの笑顔に癒されるスタッフも多いようです。

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ライブラリーは、気軽に利用してもらえるようカフェに併設しました。
代官山蔦谷書店セレクトの約100種類の雑誌は、ゲーム、アニメ、クリエティブ、マーケティング、技術のような業務に直結するものだけではなく、育児、旅行、飲食、コスメなど多岐に渡っています。普段、手にとることがない情報に触れる機会をもってもらうことで、意外なアイデアが生まれることに期待しています。

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1日の大半をパソコンに向かって過ごすことが多い私たちの健康増進を目的としたマッサージルームでは、プロのマッサージ師の施術が受けられます。オルゴールの優しいBGM、ほのかなアロマの香りも癒されます。

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サウンドルームです。ゲーム音楽の制作やキャラクターボイスの収録などが行われています。
放送中の『チョコットランド』のラジオ番組「チョコットラジオ」もここで収録しています。
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社員向けのコミュニケーションスペースは、それぞれ公園の水辺、丘、花壇をイメージしました。
リラックスして行いたいブレストやMTGなどに利用されています。会議室のように予約する必要がないため、良いアイデアが浮かんだらここですぐに話し合うこともできます。ランチタイムには、お弁当を食べながらコミュニケーションを深めるスタッフも多く、ちょっとした憩いのスペースにもなっています。

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ワークスペースは、オフィスのなかでも私たちがいちばん長い時間を過ごす場所。
自宅のように居心地が良い空間となるよう特に力を入れています。
デスクは、これまでの140cm→160cmに拡張し、天板は温かみのある天然木でコーティングしました。周りの視線を気にせず集中できるよう、フロントとサイドにはパネルを設置。パネルの高さは、集中できるけどコミュニケーションの妨げにならない高さを何度も検証し、姿勢を正せば同僚の顔が見える絶妙な現在の高さとなりました。

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そして最後は、パントリー。
自動販売機では、パンなどの簡単な食事や飲み物、お菓子をいつでも購入できます。
どこの席からもアクセスしやすい場所に配置されており、電子レンジやミネラルウォーター、コピー機や文房具なども同じところにあります。

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当社の虎ノ門オフィスをお届けしました。

ご紹介したいところばかりで駆け足となってしまいましたが、ここはもっと詳しく見たい、今回なかった○○が見たいなどありましたら、リクエストください。お待ちしています!

当社のある虎ノ門ヒルズから徒歩7分のところにある大正元年創業の老舗和菓子店「新正堂」。
3代目ご主人の渡辺仁久さんにお詫びの手土産としても話題となっている「切腹最中」誕生の裏話や、おいしさの秘密などについて話を伺いました。

「『切腹最中』って何?」という方は、まず、以下のページをチェックしてください。
●おススメの手土産をご紹介: 大正元年創業 新正堂「切腹最中」
http://renewalblog.hangame.co.jp/archives/43125198.html
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▲「新正堂」3代目ご主人の渡辺仁久さん

●119人中118人に反対された「切腹最中」。それでも商品化したのは、浅野内匠頭が切腹した場所はここだということを伝えたかったから

――「切腹最中」誕生のきっかけを教えていただけますか?

渡辺: 今から20数年前、当店の看板商品は父が作った「豆大福」でした。お客様から日持ちのするお菓子も作ってほしいという要望をいただき、父からも新商品の開発を勧められていたのですが、「豆大福」が好調だったためなかなか取り掛かかりませんでした。ちょうどその頃、父が体調を崩し数年後に亡くなりました。そうなってしまうと、その言葉が重くのしかかってきて、日持ちのするお菓子を作らなくてはと思うようになりました。

日持ちのする和菓子といえば最中なので、どんな最中にしようかと考えていると、「そういえば私の家は田村屋敷跡にあって、(のちの忠臣蔵に発展する)浅野内匠頭が切腹した場所だ」ということが頭をよぎりました。もちろんそんなことは昔から知っていることですが、これまで「切腹」を商品にしようとは考えもしませんでした。最初に「切腹最中」と紙に書いてみました。和菓子の商品名に「切腹」はダメだろうと思い、「義士最中」「忠臣蔵最中」と候補となるものをどんどん書き出していくのですが、最初の「切腹最中」がすごく気になり、これを売りたいと強く思うようになりました。

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▲切腹最中 1個200円


――商品名を「切腹」とすることにご家族から反対はありませんでしたか?

渡辺: 「うちはお菓子屋だ」と女房も母も大反対でした。周辺にお勤めの方にアンケートもとりました。そうしたら、119人中118人が反対で、賛成はただ1人だけでした。不思議なもので、それでも当時の私は諦めなかったんです。ここが、田村右京太夫のお屋敷だったということをみなさんに伝えるには、「忠臣蔵最中」ではダメなんです。「忠臣蔵といえば、泉岳寺だろ」といわれてしまいますからね。

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▲「新正堂」の近くにある「浅野内匠頭終焉の地」の石碑。


――ほとんどの方に反対されても販売されたんですね。

渡辺: はい。もちろん118人に反対されているので、私もだんだん自信がなくなってきて……包材には極力お金をかけないよう最初は子供の習字紙を切って最中に巻き、浪士の鉢巻に見立てました。お金をかけたくなくてしたことが、今ではいちばん手間のかかる包装(手作業でしかできないため)となってしまったのですが(笑)。本来、最中は口を閉じているものなのに開いているわ、名前はひどいわで、「老舗の和菓子屋がなぜそんな商品を販売するのか」と散々に言われました。それでも販売したのは、浅野内匠頭が切腹した場所だということをサラリーマンのみなさんに伝えたかったからです。


――どれだけ反対されても伝えたい思いがあったから商品化に踏み切ったのですね。最初から今のように売れていたのですか?

渡辺: 最初はまったく売れなくて「なんでこんな名前なの、縁起でもない」「せめてこの帯はとりなよ」、いろいろ言われましたね。そんななか、15年ほど前にある証券会社の支店長が、「お客様に勧めた株が大暴落してしまい、お詫びに行くのだがよい手土産はないか」と当店に来られました。冗談で「『切腹最中』を差し出し、詰め腹を切ってきました」といえば許してもらえるのでは?と言ったら本当に購入されたんですよ。もちろん止めたのですが、1週間後にまた来て「笑って許してくれたよ」と教えてくださいました。「切腹最中」にそんな使い方があるとは驚きましたね。

証券会社の支店長が集まる会でもこの話しをされたようで、ある日突然、日本経済新聞から取材の依頼がありました。私は、忠臣蔵の話を延々と語りましたが、新聞に載ったのは、「兜町で大人気、お詫びの品に切腹最中」。忠臣蔵の話はどこにもありませんでした(笑)。でも、ここでお詫びのお菓子として「切腹最中」を掲載していただいたおかげで、フリーペーパー『R25』の「お詫びの品」の1位にも選ばれ、その後、ANAやJAL、全国の百貨店からも声をかけていただくようになりました。こんなに小さい会社なのに「うちにおいてくれませんか」と来てくださって、本当にありがたいです。

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▲切腹最中 5ケ入1,180円


●パリパリの皮としっかり甘いのにさっぱりとした味わい。その秘密とは?

――ユニークなネーミングが目を惹きますが、それ以上においしさは群を抜いており、個人的にもよく手土産などに利用させていただいています。おいしさの秘密を教えてください。

渡辺: まず、最中の皮は上質なもち米を使い、水分を少なめにして焦がしています。パリパリした食感はこうして作られています。また、餡は、「雅」という十勝産の高級小豆を使用。砂糖は、以前は上白糖だったのですが、今は、糖度が高いけどさっぱりとした上品な甘さの「鬼ザラ糖」を使っています。この「鬼ザラ糖」のおかげで、「切腹最中」は、2つでも3つでも食べられるといわれます。この砂糖、すごく高いです(笑)。でも、おいしければいいよと使わせていただいています。


――よい素材を使っているからおいしいものができるんですね。購入されるのは、やはり周辺にお勤めの方が多いですか?

渡辺: はい。やはりサラリーマンの方が多く、お買い上げになる商品の7割が「切腹最中」です。2番目は、沖縄産の黒糖を使い、黒字への願いをこめた「景気上昇最中」です。また、お客様に謝るだけではなく、営業もしたいというサラリーマンの声から「切腹最中」「景気上昇最中」が半分ずつ入った「営業セット」が生まれました。当初は、「サラリーマンセット」だったのですが、名前を変えたら売り上げがアップしました。

また、発売当初から忠臣蔵ファンの方もたくさん来てくださいます。最近はバスツアーのコースにもいれてくださって、いちばん多かったときは、318人が13班に分かれて来られました。

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▲サラリーマンの方の声から生まれた「切腹最中」「景気上昇最中」が半分ずつ入った「営業セット」。


●縁起でもない「最中」がお詫びやお礼の品に。そして、縁起物へ

――今は、どれくらい売れているんですか?

渡辺: 「切腹最中」だけで1日2,000個くらいです。12月14日の討ち入りの日が近くなると、6,000~7,000個売れます。和菓子屋は2月、3月は忙しい時期ではないのですが、異動される方や卒業される方がお世話になった先生へ「これまですみませんでした。そしてありがとうございました」と感謝の気持ちをこめて購入されるため、おかげさまで大変繁盛しています。学校からの注文もあります。


――縁起でもないお菓子だと言われていたのが、今ではお詫びだけではなくお礼の品としても利用されるようにもなられたのですね。

渡辺: 結婚式の引き出物に使いたいというカップルが訪ねて来たときは、さすがに私も驚きました。お若い2人はよくても、ご両親や親戚の方から見たら祝いの席に「切腹」なんてありえませんからね。絶対にだせないと断り、帰っていただきました。

その1週間後にもう一度来て、「切腹最中」が大好きだからどうしても諦められないと言い小さなカードを差し出されました。引き出物に添えるメッセージカードでそこには、「私たちは結婚しました。切腹覚悟の2人です」とありました。もうウルッときちゃいましたね。和菓子屋冥利につきるなと。さらに、「このお菓子は、本来忌み嫌う名前ですが、『新正堂』ご主人の許可を得て使用しております」と書いてあるんです。そこまでされたら、やらなきゃしゃーねーじゃないの(笑)。協力させていただきました。それから3組あり、いまだに年賀状をいただいていますが、離婚はしておりません。

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【インタビューを終えて】
お会いするやいなや店頭の大きな「切腹最中」のオブジェを「これ娘の結婚式で友達が作ってくれたんですよ。ケーキ入刀ならぬ、『切腹最中』入刀!」とうれしそうに語るご主人。
おかげさまですっかり緊張がほぐれました。

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▲お嬢さんの結婚式で登場した超特大「切腹最中」のオブジェ。
左手前にあるのが、原寸大の「切腹最中」。その差は歴然!

店頭や店内には、「切腹最中」のオブジェの他にも、ご主人手作りのすてきなポップやご主人の顔の人形など、前回来たときにはなかったものが飾られており、来店するたびに楽しませてくれます。

ユーモアたっぷりのご主人。質問には終始笑いを交えながら回答され、写真を撮るときには自らポーズを決めてくださいます。「いつも楽しく仕事をされているのが伝わってきます」と告げると、返ってきたのは「楽しいほうがいいじゃん」。

「自分がおもしろいと思っていないことは、お客様も面白がらないと思うし、来店してくださるたびに新しいものがあればお客様も楽しいんじゃないかな」。

お客様にこれを伝えたいという強い思いをもち、そして楽しく仕事をする姿勢が、たくさんの人に支持される商品につながったのですね。「新正堂」の和菓子と私たちのゲーム、お客様に提供しているものはまるで違いますが、お客様に楽しいことを届けていきたいという気持ちは同じ。見習いたいと思うことばかりでした。

ご主人の渡辺さん、ありとうございました。


■株式会社 新正堂

http://www.shinshodoh.co.jp/
〒105-0004 
東京都港区新橋4-27-2
TEL:03-3431-2512
※羽田空港や一部の百貨店などでも販売しています。
詳しくは、直接お店にお問い合わせください。