公式生放送「ハンゲームライブ」やオフラインイベントを担当するハンゲ太郎が、先日専修大学にて行った講義を受講された学生のみなさんから報告書が届きました。そこでいただいた質問への回答の後編をお届けします。

前編では、主にコミュニケーションに関する質問に回答しました。後編では、企画を立てるときに注意していること、アイデアが浮かばないときにすること。そして、さらにハンゲ太郎がこれから行っていきたいことについても聞きました。ぜひご覧ください。

ここから見た方は、まず以下の前編をご覧ください。
■ハンゲ太郎が、専修大学の学生のみなさんの質問に回答します~前編~
http://renewalblog.hangame.co.jp/archives/44629489.html

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▲もうすっかりおなじみ? 太郎犬になり、みなさんの質問に悩みながら回答するハンゲ太郎。


●SNSや生放送で発言をするとき意識していることは?

――続いての質問です。今、SNSや公式生放送「ハンゲームライブ」などで情報の発信を行っていますが、その際に意識していることはありますか?

ハンゲ太郎: 人を傷つけること、ネガティブな発言はしないようにしています。そうはいっても、時にはネガティブな部分を出してしまうこともあり、その度に反省しています……ネガティブな発言は、反応が大きいんですね。応援する人も、批判する人も。ただ、注目してもらえるんです。炎上マーケティングという言葉もあるくらいなので。でも、私はそれはやりたくないので、ネガティブなことを言わないように心掛けています。

他には、大爆笑というよりは、クスッと笑えるようなことを言えたらと思っています。ちょっと気にしてもらえるような。


――「ハンゲームライブ」では、出演者としてだけではなく、企画、台本作成、キャスティング、ディレクションなどにも携わっています。番組では、クスッと笑えるようなネタがたくさんありますが、あれは、事前に考えているんですか?

ハンゲ太郎: 半分くらいですね。残りの半分は、その場で生まれるものです。生まれたものが面白くなるよう、例えば、出演者のみなさんとコミュニケーションを大切にする、番組で話せるネタが生まれるような生活をするなどを心掛けています。

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▲「ハンゲームライブ」のレギュラーメンバー。左から、ハンゲ太郎、最終兵器俺達のヒラさん、こーすけさん、妄想キャリブレーションの雨宮伊織さん、桃知みなみさん。
※写真は、ハンゲ太郎のTwitterより転載。


――レギュラーメンバーもゲストも、太郎さんより一回り以上若い方が多いですよね?

ハンゲ太郎: そこは大変なんですよ。私が面白いと思っていることをまったく知らないんです。年代が違い、女性の場合は性別も違い、さらに趣味も違う。ゲストのみなさんは初対面の方も多く、「初めまして→打ち合わせとリハーサル→本番」というパターンが多くて、なかなかゆっくりとお話する時間がないことも多いですね。


――放送は、いつもワイワイと楽しそうに見えますが、初対面の方と短い時間でどうやってコミュニケーションをとっているんですか?

ハンゲ太郎: 本番前は、1時間程度しかないときもあります。その時間で着替え、打ち合わせ、リハーサルまでを行わなくてはならないため、コミュニケーションは、瞬発的にとらなくてはなりません。とはいってもゲストのみなさんはプロなので、こちらがお願いしたいことをお伝えするとすぐ理解してくれ、本番ではプロのパフォーマンスを発揮してくださいます。


――お互いに高いプロ意識で臨むから面白いものができるのですね。


●アイデアが浮かばないときはどうする?

――番組の企画を考えるとき何をいちばんに考えていますか?

ハンゲ太郎: 第1にゲームをプレイしている人もしていない人も、楽しめるものです。友達の家でワイワイとゲームで盛り上がるようなイメージで作っています。第2にオンラインゲームのハードルを下げることです。オンラインゲームは、始めるまでなかなかハードルが高いのですが、それを少しでも下げ、「楽しそうだからプレイしてみようかな」と思ってもらえるものになることを意識しています。

だから、ただゲームを紹介してみんなでプレイして終わるという構成にはせず、どこかに印象に残るポイントや突っ込みどころを作るようにしています。


――アイデアが浮かばないことはありますか?

ハンゲ太郎: 結構ありますね。台本を作っているときにノッテ書けるときと書けないときがあります。そういうときは、面白いものを見るようにします。動画やゲーム実況、ヒントにすることはないのですが、「ハンゲームライブ」に近いコンテンツも見ますね。こうして自分の気持ちを楽しいものにしてから、もう一度考えます。


――それでも、どうしても書けないときはありますか?

ハンゲ太郎: ありますよ。最近、なかなか台本の神が降りてこないですね(笑)。番組が始まってもうすぐ2年ですからね。台本は随分書きましたが、3分の1くらいは降りてこないです。正直に言ってしまうと、かなり前のことではありますが、これまでに2回ほど何も浮かばないまま、本番となってしまったことがあります。出演メンバーに「何も面白いことが浮かんでいないので、みなさん頑張ってください」と言いました。

その2回は、メンバーのおかげでまったく問題なく終えました。ないならないで、伝えたほうがみんな動いてくれるんですね。いつもは私が作った仕掛けなどを知っている状態で始めるので、そこに向かってみんなが動くのですが、ないときはそれぞれが考えて動いてくれるんです。そこはチームですよね。チームワーク!


――番組メンバーは、1つのチームなんですね。

ハンゲ太郎: そうです! 演者だけでなく裏方のスタッフも含めて、番組に携わっているメンバー全員がチームです。そこは、すごく意識しています。

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▲出演者と配信スタッフは、面白い番組を作るチーム。


――最近番組をリニューアルしました。

ハンゲ太郎: 妄想キャリブレーションの雨宮伊織さん、そして、これまでに何度かゲスト出演していただいた最終兵器俺達のこーすけ君とヒラ君が新レギュラーになりました。

先日、メンバー同士チームワークを高められる機会を作りましたが、そのとき、最終兵器俺達の2人に「今まではゲストだから個人戦だったかもしれないけど、レギュラーはチームだからチームとして番組を盛り上げていってほしい」という話しをしました。

また、伊織ちゃんは、たくさんのことを吸収してこれからどんどん成長していくと思います。メンバーと一緒に番組も大きくなっていきたいですね。


●自分にしかできない新しい価値を作りたい!

――「ハンゲームライブ」を通して得たものは何ですか?

ハンゲ太郎: コミュニティですね。ハンゲームがおすすめする楽しさを伝えられるコミュニティは、できたのではないかと思っています。番組を見てくださっている方たちが、「ニコニコ超会議」に遊びに来てくれ、ニコ生を見てくれ、応援してくれます。そういうハンゲームを好きだと言ってくださる方たちが集まれる場所を作りたかったので、それができたことは良かったですね。


――休日や夜など関係なく生放送やオフラインイベントに出演していますね。「どうしてこんなに仕事を頑張れるのですか?」という質問をいただいていますよ。

ハンゲ太郎: うーん、なんだろう? (少し考えて)自分の可能性を探したいんですかね?


――今後、どうなっていきたいんですか?

ハンゲ太郎: 自分にしかできない価値を作りたいです。ゼロから1の何かを。会社にないもの、業界にないもの、大きく言うと世界にないもの。今までなかった価値を作るということをやりたいんですね。「あの人だからできたね」というものを作りたいです。


――どうしてもゲーム業界で働きたかったわけではないと講義で話していましたね。それでも今の仕事を選んだのはなぜですか?

ハンゲ太郎: ゼロが1になるような新しい価値を作れることが、たくさんあるのではないかと思ったからです。私がオンラインゲーム業界に飛び込んだのは、業界ができてまだ10年も経っていなかった頃です。新しい業界だったから興味をもちました。もちろんゲームは大好きなのでそこがベースになっていますが、ゲーム会社で働くことに強いこだわりはありませんでした。

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▲専修大学で講義をするハンゲ太郎。


――新しい価値という意味では、当社にはこれまでなかったコミュニティを作りましたね。

ハンゲ太郎: どうでしょうね……(少し考えて)もし1つあるとするならば、オンラインゲーム業界にはこれまでなかったお客様と会社の間にはいって、コミュニケーションを活性化させる役割という1つの形は作れたのではないかと思います。

とはいっても、新しい価値を作れたかといえば、まだそうは感じていません。自分の影響力も含め、もっと私たちの楽しいサービスを届けていける場を広げていかなくてはと思っています。感覚的な話ですが、自分が求めていることが10ならば、今は1か2くらいです。まだまだ自分でうまくいっていると感じることはありません。


――自分に厳しいですね。しかしながら、これまでにない新しい価値を作っていくことは、道なき道を開拓していくこと。そのくらいの気持ちがなければできないということですね。そんなストイックな太郎さんの癒しは何でしょうか?

ハンゲ太郎: お客さまからの声援とFacebookでシェアされてくる犬と猫のかわいい動画です。相当癒されていますよ。シェアするのは、自分の情報より犬と猫の動画のほうが多いくらいですね(笑)。

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▲癒されたくて、犬になったんですね。


【インタビューを終えて】

仕事をする上でコミュニケーションは大切ですが、人を相手にすることは答えがないことばかり。ハンゲ太郎も「難しいな」「どう言えばいいんだろう」と多々悩んでいましたが、少しでもみなさんの参考になるよう回答させていただきました。

学生のみなさんから見ると、大人は答えを持っているように見えるかもしれませんが、大人も常に悩みながらベストな判断を模索しています。もしかしたらみなさんが期待していた答えとは違っていたかもしれませんが、これが大人のリアルな一面です。

そして、ハンゲ太郎が言うように自分の考えていることを口に出して伝えることも大切ですが、それ以上に大切なのは、想いをもつこと。想いをもって行動すれば、それは必ず伝わり、相手の気持ちを変えることすらできます。

実は、この記事を書く予定はなかったのですが、ハンゲ太郎に学生のみなさんに伝えたい想いがあり、学生のみなさんはそれをもっと聞きたいと仰ってくださる。みなさんの報告書から真剣な想いが伝わってきたから、私もできることをしたいと思い、こうして質問に回答させていただきました。みなさんの報告書が私の気持ちを動かしてくれたんです。予定していなかったことなので、少し遅くなってしまいましたが(ごめんなさい!)……

みなさんはまだ大学1年生。これから4年間何でもできますね。想いをもってたくさんのことにチャレンジし、楽しい大学生活を送ってください。

専修大学のみなさん、ありがとうございました!


■ハンゲ太郎 公式Twitter

https://twitter.com/hangame_taro
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