2011年に誕生し、2013年の「ゆるキャラ(R)グランプリ」では、1,580キャラクターのなかから見事頂点に輝いた栃木県佐野市のご当地キャラクター「さのまる」にインタビューしました!

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▲佐野ブランドキャラクターさのまる

頭には佐野らーめんのお椀の形をした笠をかぶり、腰には佐野名物いもフライの剣をさす佐野の城下町に住むサムライ、さのまる。愛らしい表情やチョコチョコと歩く姿がかわいいと評判ですが、イベントでは大きなジャンプや組み体操など独創的なステージで観客を驚かせています。

さのまるとアテンドの佐野麺太さんに日々の活動や心掛けていること、佐野市の魅力などについてお話を伺いました。
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▲さのまる(右)と佐野麺太さん(左)


●会いにきてくれることが、いちばんうれしい

――まず、さのまるのご紹介をお願いします。

さのまる: 佐野ブランドキャラクターのさのまるだよ。佐野のじょうか町にすむサムライで、あたまには佐野らーめんのおわんのかたちをした「かさ(笠)」をかぶり、こしにはいもフライの「けん(剣)」をさしているよ。まえがみは、佐野らーめんのめんでできているんだ。

佐野麺太: 世界に佐野の魅力をアピールするため、お椀の笠にはローマ字で「SANO」と表記されています。皆様のおかげで「ゆるキャラ(R)グランプリ2013」では、1,580キャラクターのなかからグランプリに輝くことができました。


――「ゆるキャラ(R)グランプリ」の優勝、すごいですね! いつから活動しているのですか?

さのまる: 2011年2月25日からだよ。ことしが5回めのたんじょう日だったよ。

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▲カメラにアピールするさのまる。かわいい!


――いつもどんな活動をしていますか?

さのまる: 佐野市をぴーあーる(PR)するために、にほん中のイベントにさんかしたり、ついつたー(Twitter)やふぇいすぶつく(Facebook)やインスタ(Instagram)をやったりしてるよ。

佐野麺太: 昨年は、地元の佐野市はもちろん、北は北海道から南は鹿児島まで全国各地のイベントに約600回出演させていただきました。最近は海外からも声を掛けていただき、昨年、一昨年と2年連続で香港のイベントに参加しました。


――香港のみなさんの反応はいかがでしたか?

さのまる: たくさんのみんながあそびにきてくれて、すごくもりあがったよ。みんなで「さのまる音頭」をおどったんだ。たのしかったなー。

佐野麺太: 日本の夏祭りをイメージしたイベントだったのでダイアモンド☆ユカイさんに作っていただいた「さのまる音頭」を躍り、昨年は佐野名物のいもフライの販売も行いました。手続きの関係上、日本の価格よりもかなり高くなってしまいました(笑)。普段あまりなじみのない食べ物だとは思うのですが、香港のみなさんからも好評をいただき、たくさんの方が購入してくださいました。

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▲さのまるの腰には、おいしそうないもフライが!


――活動をしていてもっともうれしいことは、どんなことですか?

さのまる: イベントにきてくれたみんなが、「さのまるに会いたかったよ」「やっと会えてうれしいよ」といってくれたときかな。それと、みんなが“えがお”になったとき!

佐野麺太: さのまるをきっかけに佐野市に興味をもっていただき、「佐野市に遊びに行ったよ」「佐野らーめんおいしかったよ」と声を掛けていただくと、活動していてよかったと思いますね。



●興味をもってもらいたいから、みんながやらないことをやる

――活動していくなかで心掛けていることを教えてください。

さのまる: たくさんのみんなに、ぼくのことをすきになってもらうことかな。

佐野麺太: 初めてさのまるを知った方に、どうするとさのまるの良さを伝えられるかをいつも考えています。まず、さのまるの魅力が伝わらないと市のPRにはつながりませんからね。


――イベントでは、ジャンプや組体操、顔芸?など、独創的なステージが話題となっていますね。

さのまる: むふふ(得意げな顔)

佐野麺太: 1人でも多くのお客様の印象に残るよう、さのまるの魅力を最大限引き出せるよう考えています。興味をもっていただけたらネット検索などで調べてもらえるので、ステージでは細かいことを説明するより、まず、「なんだあれは!! 」と目に留めてもらえることが重要だと考えています。

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▲得意のジャンプを披露するさのまる。大きな体にもかかわらず、高く、軽やかなジャンプにびっくり!
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▲ご当地キャラでは珍しく、顔の表情が変えることができる。これは笑顔だそう。


――かわいいキャラクターですが、それに頼らず努力されているのですね。「ゆるキャラ(R)グランプリ2013」の優勝もこういった日々の積み重ねが結果となったのでしょうね。

佐野麺太: 優勝は、市民の皆様やさのまるファンの皆様の“愛”が結果となったと思っています。いろんな形で支えていただきました。たとえば、市内のコンビニやケータイショップ等の店舗に投票連絡所となってもらい、「ゆるキャラ(R)グランプリ」の告知や投票の仕方がわからないという人に教えていただくなど、さまざまな面でご協力をいただきました。グランプリの出陣式では、佐野厄よけ大師で必勝祈願してもらい(笑)、佐野プレミアム・アウトレットやイオンモール佐野新都市、道の駅どまんなかたぬまの協力もあり、たくさんのみなさんが応援に駆けつけてくださいました。


――優勝後、変化したことはありますか?

さのまる: おしごとがふえたよ(汗)

佐野麺太: 多くのイベントに呼んでいただけるようになりました。また、観光客の増加や、さのまるグッズの売り上げも伸び、「ゆるキャラ(R)グランプリ」優勝後の1年間に佐野市にもたらした経済波及効果は226億円となりました。もちろん他にも様々な要因が関係しているため、すべてがさのまるのおかげとはいえないのですが、優勝をきっかけに大きな変化があったことは間違えありません。

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▲毎週月曜日(11時と14時)には、新しくなった市役所1階佐野市紹介スペースに出勤し、お客様と触れ合っている。



●佐野らーめん、いもフライ、佐野餃子……佐野にはおいしいものがいっぱい!

――さのまるの住む佐野市は、どんな街ですか?

佐野麺太: 栃木県南西部に位置する人口約12万人の都市です。高速道路は、東北自動車道、北関東自動車道があり、スマートICも含め3つのインターチェンジがあります。東京からは車で1時間程度とアクセスも良いです。佐野市内は自然豊かで佐野厄よけ大師、唐沢山城跡など歴史を感じる場所も多いのですが、佐野プレミアム・アウトレットをはじめとした商業施設も充実しており、幅広くお楽しみいただくことができます。


――佐野名物といえば、佐野らーめん、いもフライですね。

佐野麺太: 佐野らーめんは、青竹打ちという独自の製法で作られたツルツルモチモチの縮れ麺と澄んだスープが特徴です。いもフライは、むしたじゃがいもを串にさし、フライにして地元産ソースをかけたもので、おかずとしてはもちろん、おやつやお酒のつまみとして幅広く親しまれています。

さのまる: 佐野にきたら、おしいから、どっちも食べてね。


――今日、ここに来るまでにもたくさんのお店を見ましたよ。

さのまる: 佐野らーめんのおみせは、市内に200とかたくさんあるよ。ラーメンもいもフライも、おみせによっておいしさがちがうよ。たくさん佐野にきて、たくさん食べてね。

佐野麺太: 最近は佐野らーめんといもフライに加え、佐野餃子も積極的にPRしています。栃木県で餃子といえば宇都宮が有名ですが、佐野も餃子がおいしい街なんです。佐野ラーメンの麺を手打ちする際に餃子の皮も一緒に作るお店が多く、麺と同じモチモチとした食感の餃子が味わえます。佐野の餃子は大きく、一般的な餃子の1.5倍くらいあって食べ応えがあります。


――大きくてモチモチの餃子、おいしそう!

佐野麺太: まだまだこれだけではないんです! 耳うどんや大根そばなどもおススメです。耳うどんは、耳のような形をした麺が特徴的な郷土料理で、すいとんをイメージしていただくとわかりやすいと思います。大根そばは、おそばと千切り大根を一緒に食べます。シャキシャキとした食感も良くおいしいですよ。

さのまる: おなかがすいてくるね。
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▲市役所で専用のデスクに座るさのまる。



●1人でも多くの人に佐野を知ってもらいたい

――話は変わりますが、さのまるは5つの地域のご当地キャラ仲間とゆる党を結成していますよね。党首はさのまるですが、ゆる党はさのまるの発案なんですか?

佐野麺太: そういうわけではないんですよ。ご当地キャラが集まるイベントに参加すると、いつも一緒になるスタッフさんがいるんですね。「よく会いますね」って(笑)。そのみなさんと情報交換などをしていくうちに仲良くなって、せっかくだから何か一緒にやりたいねという話になり、ゆるめな感じで結成しました。

キャッチフレーズは「We are REAL YURU」です。地域のための“真”のキャラクターでいることが重要なんです。


――ありがとうございました。それでは最後にさのまるの夢を教えてください!

さのまる: たくさんの人やキャラさんたちとなかよくなることだよ。

佐野麺太: さのまるの友達が増えると、そこから新たな展開が生まれるかもしれません。出会ったみなさんとの関係を大切にして、一緒に盛り上がっていけると良いですね。

そして、さのまるをきっかけに佐野に遊びに来ていただき、気に入ってもらえたらゆくゆくは住んでいただき佐野の人口が増えるといちばんうれしいです。これは、さのまるの夢というよりは、私たちの夢ですが……(笑)

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▲佐野市役所からすぐのところにある「さのまるの家」では、さのまるのグッズを購入できる。人気は、「さのスイーツもなか」(1個130円)。


【インタビューを終えて】
毎週月曜日に市役所1階佐野市紹介スペースに出勤していると聞き、ちょうどこのタイミングでお邪魔しました。平日にもかかわらず、市内外からたくさんのみなさんが会いに来られ、さのまるの人気を実感しました。

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▲ファンからのサインの要望に応えるさのまる。

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▲その後、市役所を掃除するさのまる。

コロンとした体に愛くるしい表情がかわいいさのまるは、ご当地キャラが集まるイベントでも一際目立っていますが、1人でも多くの人に佐野に興味をもってもらいたいという思いから、他のキャラがやらないことにあえてチャレンジしています。こういった日々の積み重ねが、「ゆるキャラ(R)グランプリ」の優勝、そして今も変わらないさのまる人気につながっているのですね。

さのまる、麺太さん、ありがとうございました! 近くに来られることがありましたら、今度は虎ノ門ヒルズにも遊びに来てくださいね。


【さのまる 】
佐野ブランドキャラクター
佐野らーめんのお椀の笠をかぶり、
腰には佐野名物いもフライの剣を差した佐野の城下町に住むサムライ。
「ゆるキャラ(R)グランプリ2013」では、
1,580キャラクターのなかからグランプリに輝く。
さのまる公式Twitter
https://twitter.com/sanomaru225
さのまる公式ホームページ
http://www.sanomaru225.com/
さのまる公式ブログ
http://ameblo.jp/sanomaru0225/
さのまる公式Facebook
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http://instagram.com/sanomaru0225/
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